楽天やSBIで、米国のSCHDに投資ができるようになり、気になっている方も多いのではないでしょうか?直近では、日本版のSCHDも登場しましたね。
楽天SCHDは2025年2月26日に、初回の分配金単価と入金日の通知があり、今回は、特別分配金(タコ足)となってしまいました。さらに、NISA口座で購入する際には注意点もありますので、目を通していただければ幸いです。
楽天とSBIのSCHDについて知れる事と、新登場した日本SCHDは投資先候補になり得るのかを知ることができます。
【SCHDとは?】
シュワブ・米国配当株式ETF(略称:SCHD)で、2011年から運用開始されており、米国の配当利回りの高い100銘柄で構成されています。
【↓上位10銘柄(2024年8月時点)↓】
引用:楽天証券
【↓運用開始からのチャート↓】
引用:楽天証券
今まで、日本に許可が出ていなかったので取引ができませんでした。楽天が新規に立ち上げて、仲介することで購入が可能となったわけです。
【楽天 米国SCHD】
2024年9月18日に設定開始されました。
名前に楽天とある通り、楽天証券でしか購入ができず新NISAでは成長投資枠でしか買えません。
さらに証券口座内での検索の際は、【 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)】と入力して下さい。
【注意:NISA口座で購入の際は、分配金コースの途中変更はできません!】


特定口座の場合は、途中変更は可能だよ!


分配月は2月、5月、8月、11月の年4回 です。
信託報酬が、0.192%と少し高いですね・・・楽天が間に入っているので仕方ありません。
(後述しますが、SBI米国SCHDの方が手数料は安く優勢?な感じがします。)

楽天さん!追従、お願いします!!
【↓運用結果↓】

トータルリターンが、ずっとマイナスなのでモヤモヤした気持ちです(笑
純資産は増えているので、資金は集まっている様ですね。
【SBI 米国SCHD】
2024年12月20日に設定開始されました。
こちらも名前にSBIとある通りSBI証券でしか購入できず、新NISAでは成長投資枠でしか買えません。
検索の際は、【SBI・S・米国高配当株式・ファンド(年4回決算型)】と入力して下さい。

楽天とSBIは、敵対心が強い(笑
今後、どんなサービスが出るのか楽しみ


分配月は3月、6月、9月、12月の年4回 です。
信託報酬は楽天より安く0.1238%となっています。
【楽天 日本SCHD登場】
2025年2月に設定開始されました。
分配月は3、6、9、12月の年4回です。
こちらもまた、新NISAでは成長投資枠でしか買えません。

引用:https://www.rakuten-toushin.co.jp/
注目ポイントは、信託報酬(0.297%)と高いです。
さらに、日本株投資となると罠銘柄が含まれている可能性があります。
ですので、投資先候補にはなりませんでした。
【楽天 米国SCHDの分配金発表】
楽天証券より分配金と入金日の通知がありました。

300万円投資した結果はどうかな?

23,000円(分配金)×年4回=92,000円/年
月々7,600円の分配金(税引き前)をもらえる計算になります。
(※今後の増配率で変化します)

株式市場が弱気な時に、配当金(分配)があると
精神的に楽だね!
【↓配当金目的の投資↓】
【↓資産運用結果もあります↓】
【特別分配金(タコ足)なのか】
分配落ち後の基準価額10,595円より、実際に購入した基準価額が
・低ければ『普通分配(税金有)』
・高ければ『特別分配(税金無)』
ということになります。
【↓初回の分配金↓】
引用:https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20250225.pdf
【普通分配金】
運用によって得られた利益から払われるもので、配当金目的としての投資先条件にもなります。
【特別分配金】
元本の一部から配当を出すことです。ただ払い戻しされただけで資産は増えていないので、配当金目的の投資としての意味がありません。利益が出ていないので税金も発生しません。
【↓分配金の種類↓】
引用:https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20250225.pdf
【↓実際の明細書↓】


税金も掛かっていないし、
今回は『特別分配金』だったね
今回が特別配当になってしまったのは円高による影響で、基準価額が減ってしまったと判断しました。
為替であれば仕方ないことですので、今後、しっかりと利益を出して普通分配金を出してくれれば問題ありませんので、現状は様子見でしょう。
【まとめ】
保有している【楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)】については、【SBI・S・米国高配当株式・ファンド(年4回決算型)】が出たからといって乗り換えはしません。
両者の信託報酬差額については、今後、楽天が追従して下げてくると思います。
新規に購入される場合でしたら、SBI 米国 SCHDの方をオススメします。
色々な投資商品が出てきますが、メインはインデックス投資で長期目線で資産形成していきましょう!
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