米国高配当ETFで人気のVYMですが『配当金額が少ない』など、他の高配当ETFと比べられてしまいますが利点はあります。
円安時(1ドル=150円)は、全力購入のタイミングではありませんが、しっかり仕込んでおけば長期で安心して配当金を貰い続けられます。
VYMとはどの様なETFなのかと、長期投資対象になり得る理由を知ることができます。
【VYMとは?】
バンガード・ハイディビデンド・イールドETFの略称で、米国のETF(上場投資信託)になります。
高配当を出す銘柄で構成されていて、FTSEハイディビデンド・イールド指数(高配当)に連動する投資成果を目指しています。
【↓組入上位5銘柄↓※2024年12月時点】
出典:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VYM:US
【↓業種と比率↓】
出典:https://investor.vanguard.com/investment-products/etfs/profile/vym#portfolio-composition
構成銘柄数は約400銘柄となっており、業種においても十分に分散されています。
米国高配当ETFの代表である、SPYD(80銘柄)やHDV(75銘柄)と比較しても、長期で運用し配当金を得るには十分な安心材料になります。
追記:2025年2月末〜米国の関税政策により、S&P500の指数は10%の大幅下落をしていますが、VYMはほとんど横ばいとなっていました。
やはり高配当銘柄なだけあって、下落相場でも粘り強いですね!

下落相場でも、配当金が出る安心感もあるね
【↓過去の値動き↓】
引用:Google Finance
長期で見ても右肩上がりで、分配金はもちろん株価の値上がり益も狙えます。

長期運用で手堅くいくなら、投資候補に入るね!
【注目ポイント】
前述した以外にも、運用手数料は最安値である、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の【0.05775%】と比較して【0.06%】と劣らない安さで、長期運用には欠かせない注目ポイントです。
ですが、購入の際には買付手数料が発生しますので注意が必要です。

さらに、一番気になる分配金は【年間2.67%】と高くはありませんが、増配や株価の値上がりも狙え、分散も効いていることも考えれば優良な投資先といえますね。
配当月は【3、6、9、12月】となっています。
【↓直近1年間の分配金↓】

200万円ほど投資をして【年間5万円(税引き後)】の計算で、株価の値上がり益でも+50万円となっています。
【↓実際の保有銘柄↓】
【↓長期運用の大切さ↓】
【外国税】
外国税10%を引かれた後に、日本でも所得税・住民税(20.315%)が引かれた金額が入金されます。
これは、二重課税になるので確定申告で外国税額控除の手続きすれば、外国税10%(全額でない場合もある)が返ってきます。
新NISAで購入する際は、国内税(20.315%)は非課税ですが、外国税(10%)は発生しますので注意して下さい。
【購入タイミング】
米国ETFなので為替の影響を受けます。
現在は148〜150円と円安ですし、今後は日米金利差縮小により円高になる可能性もありますので積極的に買い向かう時ではないと思います。

今は、日本株(高配当)を買い増ししてるよ!
【まとめ】
インデックス投資をメインとしつつ、配当金目的で次の投資候補になり得ますね。
もちろんですが、VYMも長期保有し運用することが大切です。
Buy and hold
(買い持ちしたまま、長期に保有する)で、資産形成しましょう!
【↓配当金目的の投資↓】
【↓退職して配当金は支えに↓】
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